人が最期に思うこと 29年間ジャングルで暮らした軍人の生涯

どうも、とくです。

 

先日みた「アナザーストーリー」という番組が

ちょっと衝撃的でしたの今回はそのことを書きたいと

思います。

「アナザーストーリー」公式サイト↓

http://www4.nhk.or.jp/anotherstories/x/2018-08-14/10/1350/1453101/

 

戦後、フィリピンのジャングルで29年間暮らし

日本に帰還した男、小野寛郎陸軍少尉。

この番組見るまで、この方知らなかったのですが。

帰還直後の写真。眼光鋭い。

 

実は彼は、陸軍中野学校というスパイ養成機関で

訓練を受けたエリートスパイでした。

アメリカでいうCIA、ロシアでいうKGBといった

ところでしょうか。

(母親に聞いたところ1966年の「陸軍中野学校」という

映画に当時夢中になってたそうですwかっこよかったらしく。)

 

諜報活動や隠密行動などの徹底した教育を受けた彼は、

それ故に過酷なジャングル生活を生き延びることができた

のかもしれません。

「絶対に死ぬな。」という組織の命令を忠実に守り続けた

わけです。

 

それにしても、

29年間ジャングルで生活し生き延びるって

尋常じゃないですよね。

どんな生活なのか想像を絶しますが、

精神的に恐ろしいなと。

 

30年後の日本は高度経済成長期。

戻ってきたときには、

まるでタイムトラベルでもしたかのような

状況だったでしょう。

それでも彼は、パーティーではフォークとナイフを

使いこなし、笑顔で外国人とコミュニケーション

していたというから驚きです。

 

しかし、過度な注目を浴び続け、人間関係や批判など

日本での生きづらさを感じた彼は突然ブラジルへ

渡りました。

そこで牧場を持ち、亡くなる91歳まで仲間と

ともに自由に穏やかに暮らしたそうです。

 

約1200haの牧場を開拓。

7年間は無収入だったが10年目には軌道にのせ

1800頭の肉牛を飼育した。

(Wikipediaより)

 

壮絶な人生を送った彼ですが、

後年の彼の写真は満面の笑顔で

とても幸せそうでした。

乗り物に乗って牧場を走り回っている

その姿は本当にただのにこやかな

おじいちゃんという感じ。

 

ジャングル生活よりもそれが一番衝撃的でした。

地獄のような長い年月を経たあとでも

こんなになれるものなのかと。

 

番組最後のインタビューで

「なぜそんな順応できるのですか?」という

問いに対し、

彼はこう言いました。

やっぱり戦争だろうと。

そこで受けた教育や技能も当然影響していた

ことは認めつつ、

目的がなければすぐに挫けるよ。

目的があるからいくらでも切り捨てがきく。

目的がないと、細かいことで悩んで切り捨てが

できず絡まってしまう。

と。

 

彼の最後の目的は何だったのか?

 

それは、自由に自分らしく生きること。

だったのではないかと思います。

 

洗脳され続けた人生。

国、組織に使われ続けた人生。

さいごは自分の意思で、

自分のやりたいことをやって笑って過ごしたい。

何かしら自分の生きた証を残したい。

そう思ってブラジルという新天地に

渡ったのではないでしょうか。

 

また彼はその後も度々日本に戻り、

子どもたちに熱心に色々なことを

教えていたそうですね。

 

この番組を観て感じたのは、

やっぱり人は自由に生きたい生き物なんだなということ。

そしてそれは何歳からでもできるのだとつくづく

思ったのでした。

自由の価値は、年をとるほどに実感し、理解して

いくものなのでしょうね。

 

 

ちなみに、この回の次の

「CD開発 “不良社員”たちが起こしたデジタル革命」

もおもしろかったです。

http://www4.nhk.or.jp/anotherstories/x/2018-08-27/10/10900/1453100/

いつの世も、時代を変えるのは自由な変わり者です。

 

 

ではでは。

 

全然関係ないけど、この前散歩してたら

発見したメテオ雲(?)

かっこよかったです。